修士・学位論文を引用するとき
修士・学位論文を引用する場合もあると思います。しかし、投稿規程にない場合はどうしたらいいかという質問がありました。
Inoue Methods的(実践)回答
「Vancouverスタイルを定義しているUniform requirementsには、ThesisやDissertationの引用形式が出ています。それを参考にして、和文化して引用してはどうでしょうか。なお、修士であれ博士であれ、論文なのですから引用してかまいません。同じことを言うのなら、通常の論文のほうが楽ではあるけど、ない場合も多いですよね。ついでにいうと、当該雑誌で規定がない場合ですので、上記のようにしたと、カバーレターに書いておけば完璧でしょう。」
和文論文の場合はこのサイトが参考になるかもしれません。英文なら絶対にUniform requirements準拠ですが。
Inoue Methods:若手研究者から
若手研究者
「Inoue Methodsは先生の実経験に基づいているので、とてもスムーズに入ってきます」
Inoue Methods作成者
「いつも理論と実際は同時に提示されるべきであると言っているよね。前者は、実経験に基づいてなければ机上の空論になるんだ。そして、例えばコホート研究を学ぶなら、実際に行われた事例を基にして理論と同時に学ぶべきなんだ。アイデアの端緒から、仮説形成、研究の遂行、学会発表や論文作成、あるいはJournalとのやり取りを一連の流れ(Sequence)で学ぶ。そうでなければ本当の意味で身にはつかない」
若手研究者
「今まで色んな本を読んだりセミナーに出ましたが、本質的に違うものが学べると思います。今まで何年も論文はおろか、学会発表でも限界を感じてましたが。目から鱗でした」
Inoue Methods作成者
「それは多くの場合が、理論と実践経験が同時でなく(したがって理論は理論だけになる)、一連のシークエンスで学べてないことが多い。例えば雑誌とのやりとり(Correspondence)では僕は、自分と雑誌とで交わしたメールの内容を提示する。そしてたとえば査読に対してどう考え、論文にどう反映させたかを見せる。それが一番学びになるはずだ。実際の研究遂行経験のない研究者(?)が本当の意味では研究指導できないというのはそういうことなんだよ。だから指導者もそうだし、たとえばセミナー講師がこれまで何をしてきたか、今何をしているかが大事だよ」
Conference arrest
Inoue Methods参加者の発言です。
「発表一論文、特に良い内容は発表前に書くようにしています。井上先生の言うところの「Conference arrest」を避けるために^^」
素晴らしいですね、実はInoue Methods作成者も必ずできているとは言えません。ですが、これはという発表はそのまま論文にしていくほうが、絶対にいいです。
布ポスター制作
久保田 恭輔 ・ Kubota Kyousuke
〒105-0003 東京都港区西新橋3-25-3 白樺ビル2F
TEL: 03-3434-0635 FAX:03-3434-8385
MOBILE: 090-5534-9221 e-mail:kubota@asahi-ci.jp
メンバー「もっといいところがあるかもしれませんが、、、私はここを利用して、とても安く作っていただきました。担当の方も親切でした。はい。「Conference arrest」にならないように。見習います。<m(__)m>」
メンバー「白紙のそっけないpptファイルを送って、レイアウトとデザイン込みで2万数千円でした。同じデザインでA4版の布ポスター3枚、Handoutというか、お土産として持ち帰っていただく、同じデザインで光沢紙にカラー印刷したもの50枚つけても3万円弱でした。」
Inoue Methods参加者ではないですが、知り合いの研究者からの情報提供です。
「メールで送ってPowerpointのレイアウトも少し整えてもらって、A0で4,500円(税込、送料込)でした」
なおこれはレイアウトがほぼ完成している場合ですが、順に並べただけの簡易レイアウトで3000円、Powerpointの複数スライドからレイアウトまで依頼する場合でも6500円の追加料金で済むようです。