複数回のRejectを受けたらどうする?

論文を投稿してレジェクト、紅組査読編の5「しっしっ、近寄るな!」となることも良くあります。それだけでめげてはいけません。

 

しかし複数回受けたらどうでしょうか、時間的にも労力的にもそれ以上無策で続けることは意味がないでしょう。投稿雑誌も減ってしまいます。

 

以下の場合は良く考えて、月へ飛んでください^^

1. 2回続けて、査読なしの門前払いを受けた

2. 3回続けて、(査読の有無に関わらず)Rejectされた

3. 2回続けてRejectされたが、査読コメントにぐうの音も出ない

 

Fly me to the moon.

応用例(Inoue Methods@facebookから)

6月13日UP分を受けて。応用編のご報告をいたします。

ただいま、地域実習真っ最中(倒れそう。。。)。実習のmain eventは、住民さん、従業員さん、子どもたちを対象にした「健康教育」です。この「健康教育」がどうも今一つ、何がいいたいのか伝わらない、一所懸命指導案を書くのだが、どうも流れがすっきりしない時、Inoue Methods 「複数回Reject時の対応」が効くのです。

すっきりしない健康教育は、編集者にアピールしない論文と同じこと。内容は悪くないはずなのだから、
①今回言いたいことをもう一度、パラグラフレベルで書きだす
②言いたいこと単位(パラグラフ)で、ストーリーを組み直す
③その下に、関連するスライドを並べる
④収まりきれなかったスライドは、思い切って「cut!」
⑤これが伝えたい!というmessageのスライドを、最初と各パラグラフの先頭に入れる
⑥対象者の特性(住んでいる地域、年齢、集団の特性)をちりばめ、対象者と内容をしっかりリンクさせる。
たとえば今、実習真っ最中のS市であれば、「旬の魚、今はイカとイサキの季節ですね」、先週お世話になったS社であれば「半導体新プロジェクトが開始されて、部門責任者の皆様は、残業時間が増えがちですね」など。

⑥以外はInoue Methodsからいただきました。
あ、でも⑥は現場に行って始めてできることで、その意味では「Practice Based」ともいえるかしら。

結局全部お世話になっていたのでした。
現場の保健師さんから「大学の先生の指導はMagicのようですね」と言われた次第でした。あは。お恥ずかしい。受け売りなんですう。(*^_^*)
⑥は、もちろん、現場の保健師さんや産業医さんからたくさんいただきます。