ここでは、研究者の資質、指導者の資質について述べています。

 

なお、「指導者の資質」については、自分自身を含めてはっきり述べています。さらに言えば、PBRにおいては、日常臨床の場での経験が指導者にも必要です。理論と実際が表裏一体になってこそ、PBRは可能となります。

 

特に、後者については(自戒の意味も込めて)、辛口です。私(井上和男)は、書かれているようなことで、若手の将来ある研究者をスポイルしてきた例を見たことが一度ならずあります。困って私のところに助けを求めに来た若手研究者も1-2名ではありません。そして逆に、多くの素晴らしい先達も拝見してきました。

 

若手研究者にとって、良き指導者に会うことはとても大切です。そしてその反対は、「悲劇」です。

 

Note:

研究者の資質について、読者からのResponseがあります。