地域医療学の理念
1. 教員の地域医療の実体験に基づいた教育内容で、学生を多面的に教育、刺激していく。
2. 現場に基づいた調査研究(Practice Based Research)、および我が国の地域医療はいかにあるべきかなど、地域医療政策に関する研究を推進する。
3. 地域医療学独自の教育内容と研究分野を確立する。
4. 以上を通じて、以下を目指す。
(1)地域医療学の確立と人材の拡大再生産
(2)客観的根拠のある地域医療の実践(Evidence based practice)
地域医療「学」とは
大学にある講座だから「学」がついた、わけではない。
人々は健康⇔未疾病⇔未病⇔疾病の連続した局面で暮らしている。
従前の大学病院を中心とした医療とは(同じ疾患・健康問題を扱っていても)テーマ(診療も研究も)が違ってくる。
プライマリ・ケアやセルフ・ケアの現場である人々が暮らす地域における医療・それを支える学問である。